11月26日からの主な国内ニュース

(VOVWORLD) - 今週の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。

*11月27日から30日にかけて、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は、チャン・ダイ・クアン国家主席の招きによるベトナム国賓訪問を行いました。

ドゥダ大統領とベトナムの指導者らとの会談・会見で、双方は、農業、環境、科学技術、情報技術を始め、多くの分野における協力を拡大することと、国際場裏での連携を強化することで一致しました。ドゥダ大統領との首脳会議後の共同記者会見で、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席は次のように語りました。

(テープ)

「私とドゥダ大統領の会談は成功しました。私たちは、多くの分野における両国の協力関係を強化するための措置について話し合い、一致しました。この67年間で築かれた両国関係の強固な基盤、そして、双方の大きな努力により、ベトナムとポーランの伝統的な関係はますます幅広くかつ効果的に発展してゆくと、私たちは確信しております。」

*11月26日から12月2日にかけて、ベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長はシンガポールとオーストラリアを公式訪問しました。

シンガポール訪問で、ガン国会議長は、シンガポールの指導者らと会談・会見した際、ベトナムは常に、シンガポールとの戦略的パートナーシップを重視し、両国関係をさらに発展させる決意であると明らかにしました。また、ベトナム・シンガポール企業対話で、ガン議長は、ベトナムに投資するシンガポール企業とともに歩むと強調しました。

そして、オーストラリア訪問で、ガン国会議長とオーストラリアの指導者らは、両国関係が経済・貿易・教育をはじめ多くの分野において良好に発展していることを高く評価しました。また、双方は、地域内での平和、安定、安全保障、航行の安全と自由の維持を強調すると共に、国際法に沿って、あらゆる紛争を平和的措置で解決することで一致しました。

そして、両国議会の関係について、双方は、今後も、両議会の関係を強化し、高級代表団による相互訪問を維持する他、両政府の締結済み協力合意書の実施状況を監視し、両国間の友好議員グループの役割を高めることを公約しました。

*29日、グエン・フ・チョン党書記長率いるハノイ選出の国会議員団は、市内のテイホ区の有権者との会合を行い、先ごろ行われた第14期国会第4回会議の結果を報告しました。席上、有権者らは、「汚職防止対策は多くの成果を収めてきたが、今後もさらに促進していく必要がある」と訴えました。

一方、チョン書記長は、「単なるアピール、教育だけではなく、権力を憲法・法律の下に抑える必要がある。これは職権乱用と汚職の抑制・撲滅に貢献する」と強調しました。

*12月1日、政府本部で、11月の政府月例会議が開幕しました。その冒頭で、グエン・スアン・フック首相は、APEC2017の首脳ウィークの成功や、工業生産高の増加、観光とサービス業の着実な発展などを取り上げた上で、各省庁、機関、地方に対し、「今年の任務の実施に力を入れていくよう」要請しました。フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「2018年までは1ヶ月しか残っていませんが、やるべき作業がたくさんあります。また、未解決問題も残っています。閣僚らは関係各機関への指導を強化する必要があります。企業の困難解決や、生産促進、商品の消費強化などは年末までの重要な任務となっています。また、年初からはスタートアップや、行政改革などを進めてきましたが、今後も促進しなければなりません。」

*11月30日に行われた外務省の定例記者会見で、レ・ティ・トウ・ハン報道官は、朝鮮民主主義人民共和国が去る11月29日に大陸間弾道ミサイルの発射実験を行ったことについて、「ベトナムは、朝鮮のミサイル発射実験に懸念している。この行動は国連安全保障理事会の決議に深刻に違反しており、地域内の緊張情勢を深刻にした。ベトナムは一貫して、朝鮮半島での平和の維持を支持しており、関連各側に対し、安保理の決議を遵守し、人民の利益のために地域と世界の平和、安定の維持に寄与するような建設的行動をとるよう呼びかける」と明らかにしました。

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