2017年の省別競争力指数、クアンニン省が初のトップに

(VOVWORLD) -今週、ハノイで、VCCI=ベトナム商工会議所と在ベトナムアメリカ国際開発庁が発表した2017年のPCI=省別競争力指数によりますと、前年2位の北部クアンニン省は70.7ポイントで初めてトップに立ちました。

また、ダナン市(70,1ポイント)、 ドンタップ省(68,8ポイント)、ロンアン省(66,7ポイント)、ベンチェ省 (66,7ポイント)、ビンロン省(66,1ポイント)、クアンナム省(65,4ポイント)、ホーチミン市(65,2 ポイント)、ハイフォン市(65,2ポイント)、及びカントー市(65,1ポイント)はトップテンに入っています。ハノイ市は、2016年に初めて60ポイントを超えて60.74ポイントをつけ、前年の24位から14位へと大きく順位を上げました。2017年は64.71ポイントで13位でした。

PCI2017の調査は、以前と比べ、全国各地の行政当局が、各企業の困難を適宜に解決してきたということを認めています。経営環境がより改善され、行政手続きの解決作業は好転しつつあります。

VCCIのブ・ティエン・ロック会頭は「昨年のベトナムの経営環境は前向きな改善を見せた。政府の複数の重要な政策は効を奏している。」と明らかにしました。

ロック会頭によりますと、PCI2017年版を見て、経営の展望への企業の楽観視が分かりました。国内の民間企業の52%、及び外資系企業60%は向こう2年、事業を拡大する計画があるということです。また、外資系企業は、ベトナムの経営環境が以前より前向きになった他、投資証明書の発給申請手続きの所要時間かに改善されたことを評価しています。

外資系企業は、各レベルの行政当局が、2017年の経営環境の改革を維持する必要があると同時に、労働者の質的向上を目指す為の政策をとってゆくよう希望を表明しました。

在ベトナムアメリカ大使館のダニエル・クリテンブリンク大使は「PCI報告は、ベトナムへの投資・貿易のチャンスの増加に重要な貢献をしてきた。」と明らかにしました。

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