既にお伝えしましたように、2日、ハノイで、政府の行政改革指導委員会は全国にある各省・市および省庁を対象とした「2017年行政改革指数」を発表しました。それによりますと、北部クァンニン省と銀行部門はトップに立っているということです。

部門別に見ると、行政改革指数80点以上を獲得したのは12の部門で、その中の国家銀行は92.36点と、最高点です。国家銀行は3年連続してトップに立っています。

国家銀行のダオ・ミン・トゥ副総裁によりますと、国家銀行は政府や行政改革指導委員会の指示に従って、行政改革に全力を尽くしています。国家銀行の総裁、及び、各商業銀行の取締役会長の最も重要な任務は行政改革の促進であるとしています。

トゥ副総裁は、企業と国民は銀行のサービスを簡単かつ便利に使いこなし、そして、銀行の手数料を削減するために、銀行部門の行政改革をさらに加速させていると明らかにしました。

地方部に見ると、トップは北部クァンニン省で89.45点を獲得し、次いで、2位がハノイ。南部ドンナイ省は3位、そして、中部沿海都市ダナン市と北部港湾都市ハイフォンがそれに続いています。

クァンニン省人民委員会のグエン・ドゥク・ロン委員長は、同省は行政改革を目指す多くのアイデアを展開しており、その中で、窓口一本化は、行政手続きに必要な所要時間の短縮に役立っていると明らかにしました。また、クァンニン省の指導者らは、末端組織の行政手続き処理過程をチェックするために、市民を装って不意打ちの視察をしているとしています。