2月4日から一週間の主な国内ニュース


*     9日午前、北部ナムディン省ナムディン市で、ベトナム共産党の故チュオン・チン党書記長誕生110周年記念式典が行われました。これには、グェン・フ・チョン党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のグェン・テェン・ニャン議長を始めとする、党、国家の元指導者、各省庁とナムディン省の指導者らが列席しました。式典で演説にたったナムディン省党委員会のドアン・ホン・フォン委員長はチュオン・チン氏の革命活動を振り返った際、「3度にわたり、ベトナム共産党書記長と20年間、政治局員を務め、党と国家の重要な任務を担ったが、いかなる任務に就いていた時もチュオン・チン氏は常に党、国家、国民のために力を尽くしてきた。チュオン・チン氏の革命的道徳、知恵、及び才能は、あらゆる状況の中で生きている」と強調しました。フォン委員長は次のように語っています。 

(テープ) 

「国の建設事業において、チュオン・チン氏はドイモイ刷新事業の土台を作り出した人でした。思考の刷新、特に経済発展に関する思考の刷新は、チュオン・チン氏の思想的にも理論的にも特別に優れた貢献であり、党の理論的思考の更新に印を付け、ベトナムの具体的な状況にマルクス・レーニン主義を創造的に導入したことです。30年あまりにわたる国の多大な成果は、チュオン・チン元書記長が提唱してきたドイモイ事業の正しさが強調されていると言えるでしょう。」

*     6日、ベトナム最南端カマウ市で、グエン・スアン・フック首相の主催のもと、エビ生産部門の発展に関する会議が行われました。これは、ベトナム産エビの競争力の向上方法を討議するためのものです。 会議では、2020年をめどにエビ輸出額を45億ドルに、そして、2030年をめどに100億ドルにするという目標が設置されましたが、これに関し、フック首相は次のように語りました。 

(テープ) 

 「2025年をめどに、エビ輸出額は100億ドルを突破し、そして、エビ生産部門はベトナム農業の柱となる必要があると思っています。エビ生産部門がこれを支持することを望んでいます。現在、エビ生産量は1ヘクタールに当たり250~300キロにとどまっていますが、ハイテクの導入により、倍増する可能性があると信じています。」

*     8日午前、ハノイで、ベトナムのグエン・スアン・フック首相とラオスのトンルン・シスリット首相の主催の下、両国政府合同委員会第39回会議が行われました。この会議は2016年におけるベトナム・ラオス協力計画に関する合意書の実施状況を評価すると共に、2017年の行動計画を討議するためのものです。ベトナムを訪問期間中、トンルン首相はグエン・フー・チョン党書記長や、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・ティ・キム・ガン国会議長らを表敬訪問しました。

*     今週、国内各地で、新春を祝う様々な祭りが行われています。その中で、北部バクニン省の民謡クアンホーを歌うリム祭りや、クアンニン省のイェントゥ祭り、北部山岳地帯ランソン省の祭り、タイビン省とナムディン省のチャン王朝の歴代の王様を祭るチャン神社祭りなどがあります。

*     9日午後、行なわれた定例記者会見で、外務省のレ・ハイ・ビン報道官は先頃、中国銀行がベトナムのホアンサ群島に属するフーラム島に違法に建設されたいわゆる三沙市で支店を開設したことに関し、「ベトナムはホアンサとチュオンサ両群島に対する争う余地のない主権を何度も強調してきた。この地域でベトナムの許可を受けないまま行なわれる外国のいかなる行動も違法であり、ベトナムの領有権を否定できない」と確認し、中国側に再び抗議しました。

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