4月2日から一週間の主な国内ニュース


*     今週、レ・ズアン党書記長生誕110周年を記念する様々な活動が行われました。7日午前、中部クアンチ省ドンハ町で、同省党委員会、人民委員会などは共同で、その記念式典を行い、グエン・フ・チョン党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席らが列席しました。式典で、ドンハ町のレークイドン高校の3年生フアム・バン・アインさんは若い世代を代表して、次のように語りました。

(テープ)

「レ・ズアン書記長の手本に従って、クアンチ省の若者は、心身練磨をし、国の発展事業に役立つために取り組んでいくと確約します。」

また、この機に、ハノイで、レ・ズアン書記長の生涯と革命事業に関する科学シンポジウムと展示会が行われました。さらに、チョン書記長とクアン国家主席はコメントを執筆し、ズアン書記長の多大な功労を讃えています。

*   3日、政府本部で、政府の3月月例会議が行われました。会議の報告によりますと、FDI=外国直接投資が30億ドルに達しています。特に、新規設立企業は2万6500社となり、企業数で11%増、資本金で45・8%増となっているということです。これに関し、グエン・スアン・フック首相は、「歳出入や、公的債務・投資、輸出入などマクロ経済に関連する要素の均衡を確保するため、成長促進や、インフレ抑制に力を入れていく必要がある」としました。

*     4日、ベトナムの行政サービスに関する報告2016年版が発表されました。この報告は、1万4千人の住民の意見を聞いたうえで、全国の63の省と市行政サービスを評価するものです。これによりますと、行政サービスは日増しに改善されており、この報告が始めてなされた2011年と比べ、35の地方は著しい改善を見せているとしています。これについて、ホーチミン国家政治学院のグエン・ベト・タオ副院長は次のように語りました。 

(テープ) 

「この報告で出されている指数は、行政機関に対する国民の満足度を示し、関連機関の活動効果を評価するものであり、関連政策の完備へ向けたデータを国に提供するものでもあります。」

*     今週、全国各地で、旧暦3月10日のベトナム建国の祖・フン王の命日を記念する活動が活発に行われ、「水を飲むとき、その井戸を掘った人の恩を思う」というベトナム民族のよき伝統を示しています。6日午前、フート省にあるフン王神社で、その記念式典が国家レベルで行われ、クアン国家主席をはじめ、各地方、省庁、機関の指導者、及び、全国各地からの人々、国外在留ベトナム人多数が参列しました。他方、中部高原地帯テイグエン地方のダクラク省も記念式典を行いました。同省バンメートート市に住むビー・バン・ティエップさんは次のように話しています。 

(テープ) 

「今日は建国の祖の命日のですが、フン王の出身地で生まれバンメートート市に住んでいる私はその神聖さを実感しています。省の当局が行う式典のほか、フート省出身の人々は集いを開き、線香を手向けます。」

*     今週、ハノイで、「書籍と共同体の知識向上」をテーマにした第4回「ベトナム書籍の日」というイベントが行われました。今年の「ベトナム書籍の日」には全国の80の出版社が参加し、政治や、法律、経済、科学技術、教育、文化、文学、社会、宗教などに関する4万冊の書籍を紹介しました。また、ホーチミン主席が執筆した「革命の道」という本の出版90周年記念活動も行われました。

*     4月4日の国際地雷デーを記念するにあたり、4日夜、ハノイ市内のVOV=ベトナムの声放送局本部で、「明るい明日のための旅」と題する交流会が行われました。この交流会は、世界で最も深刻な地雷・不発弾による被害を受けた国から地雷・不発弾による被害のない国へのベトナムの発展道のりを紹介し、戦後の地雷不発弾による被害の防止対策に関する人々の認識向上や、被害克服のための協力強化を目指すものです。


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