ベトナムの貧困率、9.8%に低下

 (VOVWORLD) -既にお伝えしましたように、5日、世界銀行はベトナム計画投資省と協力して、「ベトナムの貧困解消と繁栄確保・新しい進歩」と題する報告書を発表しました。

 これによりますと、ベトナムの貧困率は引き続き急減し、中でも、少数民族の貧困率は13%とも低下し、この10年の記録となっています。これにより、貧困状態にあるとされている人数はおよそ900万人で、総人口の9.8%に相当しています。

また、貧困状態から脱してからも再び貧困状態に陥る人の割合はわずか2%です。そして、ベトナムの中間層は、2010年から2017年までの期間に20%増と、急速に増えており、ベトナムの総人口の13%を占めているというです。

報告書の発表式で演説に立った世銀ベトナム事務所のオースマネ・ディオネ所長は、「ベトナムが展開している経済社会発展政策は貧困解消と国民の生活改善に大きく役立っている」と明らかにしました。

ベトナム統計総局のヴ・タイン・リェム副局長は、「貧困解消や、国民生活の改善、都市部と農村部の発展格差の是正は、党と政府の大きな政策であり、国家はこの事業に大きな投資を行っている」と強調しました。

その中で、展開中の2016年~2020年期の着実な貧困解消プログラムは、貧困者の収入を増やすと共に、貧困者に医療・教育・情報アクセスなどに関する基本的なサービスを提供し、多くの成果を収めているとしています。

世界銀行の報告によりますと、貧困解消を促進させていくためには、インフラ整備や、農業構造の改革、労働力の質的向上、貧困状態にある家庭の子どもへの教育のチャンスづくりなどが非常に重要です。

また、世銀は、「今後も、ベトナムの貧困解消を支援してゆく」と強調し、2018~2020年期に、貧困者と社会的弱者の貧困解消に集中する方針であるとしています。

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