10月30日から一週間の主な国際ニュース

(VOVWORLD) -

10月30日からの先週一週間の主な国際ニュースをまとめてお伝えします。

* 先週、11月7日のロシア10月革命100周年記念日を前に、先週、ロシアのサンクトペテルブルクで、第19回共産党と労働者の集いが行われました。このイベントには、ロシアの85の代表団の他、ベトナム共産党のチャン・ダック・ロイ中央対外委員会副委員長率いる代表団を含む世界各国から103の代表団が参加しました。開幕式で発言に立ったロシア共産党のゲンナジー・ジュガーノフ党首はロシア10月革命の歴史的意義を改めて強調しました。一方、席上、ベトナム共産党のチャン・ダック・ロイ中央対外副委員長は「偉大なロシア10月革命は全世界の人類にとって特別な役割を持ち、新しい国際関係の構築に寄与してきた」と強調しました。

* 先週、アメリカ・ニューヨークのマンハッタンで、車が自転車用のレーンに突っ込み、少なくとも8人が死亡しました。警察は、車を運転していたウズベキスタンからの移民の29歳の男を現場で拘束し、テロ事件として背景などを捜査しています。警察によりますと、車を運転していた男は、車から降りるとき、銃のようなものを手に持っていたため、駆けつけた警察官が発砲し、その場で拘束したということです。

* 11月1日以降、EU=欧州連合とキューバの「PDCA政治対話・協力協定」が発効されるようになりました。それを通じて、EUとカリブは新しくて展望的な節目に入りました。PDCA協定は双方貿易復興、政治対話、経済協力の3つの主な条を含め、両側が将来の関係を強化し双方関係を正常化するため、法的枠組みとみなされています。

* シリアのアサド政権軍は先週、過激派組織「IS=イスラム国」との攻防が続いた東部の要衝デリゾールを奪還したと発表しました。国営通信が伝えました。本拠地の北部ラッカを10月に失ったISは、シリアとイラクとの国境地帯にほぼ追い詰められました。アメリカ軍高官はロイター通信に対し、ISの戦闘員は残り約5千人だと表明しました。政権軍とロシア軍、アメリカ軍などを交えた掃討作戦は最終段階に入りました。

*衆院は先週の本会議で首相指名選挙を行い、安倍晋三首相(63)=自民党総裁=が第98代首相に選出されました。その後の参院本会議でも選出された首相は皇居での首相任命式や閣僚認証式を終え、公明党との連立政権による第4次安倍内閣が発足しました。安倍首相は第4次内閣で全閣僚を再任しました。同日午後9時すぎに記者会見し、新内閣の狙いなどについて説明しました。

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