3月6日から一週間の主な国際ニュース

3月6日からの先週一週間の主な国際ニュースをまとめてお伝えします。

* 先週、韓国の憲法裁判所は、一連の事件や疑惑で、パク・クネ(朴槿恵)大統領の弾劾は妥当だとする決定を言い渡し、パク大統領は直ちに罷免されて失職しました。この決定に対する反発からソウルでは衝突が起きて死傷者が出ており、大統領の職務を代行するファン・ギョアン(黄教安)首相は、「みなが決定を受け入れ、葛藤と対立を終わらせなければならない」として、冷静な対応を呼びかけました。

* 国連安全保障理事会は先週、緊急会合を開き、朝鮮民主主義人民共和国が6日に実施した弾道ミサイル発射実験の対応策を協議しました。会合後、アメリカのニッキー・ヘイリー国連大使は「あらゆる選択肢を検討している」と述べ、朝鮮民主主義人民共和国をけん制しました。ヘイリー氏は対話による解決も完全には否定しなかったものの、まずは朝鮮民主主義人民共和国が外交的解決を求める姿勢を見せるべきだと強調しました。

* 先週、オランダで政治集会を開こうとしたトルコの外相が、治安上の理由で入国を拒否されたことについて、トルコのエルドアン大統領がオランダを言論統制を行ったナチス・ドイツに例えて非難したのに対し、オランダのルッテ首相もこれに強く反発し、双方の首脳が非難の応酬をする事態となっていました。この問題をめぐってはオランダの議会選挙で、イスラム教徒の移民の排斥を訴え支持を広げている極右政党「自由党」のウィルダース党首も、「トルコの外相はオランダのトルコ移民を連れて出て行け」などと発言しており、選挙の行方に影響を及ぼす可能性も出ていました。

* 先週、南米ベネズエラのロドリゲス外相は、ペルーのクチンスキ大統領を「腰抜け」、アメリカにこびへつらう「犬」と批判しました。これを受け、ペルー政府はベネズエラに抗議文書を送り、対応を協議するため自国の大使の召還を決めました。クチンスキ氏は、反米左派のベネズエラ政権を地域で最も声高に非難する一人でした。最近のアメリカでの演説で、中南米諸国は一般的にカーペットに寝そべる犬のように行儀が良いが、ベネズエラだけは「別」で「大きな問題」を起こしていると語りました。

* 先週、東日本大震災の発生から6年となる11日、政府主催の追悼式が東京で開かれ、秋篠宮ご夫妻が出席されて地震の発生時刻に合わせて、安倍総理大臣や遺族の代表ら出席者全員が黙とうをささげ、震災で亡くなった人々に哀悼の意を表しました。安倍総理大臣が、「被災地に足を運ぶたび、震災から6年を経て復興は着実に進展していることを実感します。インフラの復旧がほぼ終了し、住まいの再建や産業・生業の再生も一歩ずつ進展するとともに、福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に入りつつあることを感じます。復興の進展に応じた切れ目のない支援に力を注ぎ、さらに復興を加速してまいります」と式辞を述べました。

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