8月革命の雰囲気を伝える歌


ご機嫌、いかがですか、皆さん、

8月も最後の週に入りました。ハノイは時々スコールがあり、涼しくなってきました。さて、8月と言えば、1945年8月ベトナム全国を揺るがした革命運動を思い出します。


8月革命の雰囲気を伝える歌 - ảnh 1
8月革命が始まった場所であるハノイのオペラハウス

当時、ホーチミン率いる共産党の指導の下、全人民は立ち上がり、日本軍から勝利を手にしました。

同年9月2日にホーチミン主席はベトナム民主共和国を誕生させる独立宣言を読み上げました。今日のこの時間は当時の革命運動の雰囲気を伝える歌をお届けします。


はじめに「ロー川の流れ」(Truong ca song Lo)をお聞きいただきましょう。

「革命根拠地から流れるロー川、

ロー川よ、民族の闘争は長い激しい歳月を潜り抜けた

今日、川の流れを静かに眺める

勝利の日の思いを思い浮かべる

兵士を乗せた船が故郷の川に帰ってゆく

川の流れも喜んで歌う」


続いて、「ベトナムの鳥の群れ」(dan chim viet )をどうぞ

「鳥たちよ、ここに戻れてきてね

寒い風が吹いている

鳥は二羽ずつ白い翼を広げて、鳴いている

国の魂は残っている。

戦士たちよ、ここに集まって、

国の独立のため、立ち上がって、戦いましょう」


最後に「進軍歌」(tien quan Ca)をどうぞ。この歌は現在、「ベトナム国歌」になっています。

「ベトナムの軍団は行く、救国のために心を一つにして、

その足音は遠く荒れ果てた道に響く

戦勝の血に染まる旗は祖国の魂を担う

遠くに鳴り渡る銃声が進軍歌と響きあう

栄光の道は敵の屍を乗り越え

困難に打ち勝ち、共に抗戦拠点を打ち立てん

人民のため、戦って止まず

急ぎ戦場へ進まん

進め、共に進め

我らがベトナムの山河は揺がず」


いかがでしたか、今日は1945年の革命運動の雰囲気を伝える歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

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