ベトナムの伝統歌劇「ハットチェオ」

(VOVWORLD) -まもなく1月も終りですが、ハノイは毎日、まだまだ冷えこんでいます。皆さんのお住まいの町はいかがでしょうか?

リスナーの皆さん、こんにちは

タオです。

まもなく1月も終りですが、ハノイは毎日、まだまだ冷えこんでいます。皆さんのお住まいの町はいかがでしょうか?

ベトナムのお正月テトが近づくと、心が落ち着くように、民謡的や伝統音楽を探しに来る人々が数多くなります。その中に、ハットチェオというベトナムの伝統歌劇があります。

以前にも放送しましたが、ベトナムには様々な民謡がありますが、「チェオ」という民謡は民間に伝わる歌劇の一つです。北部ホン川デルタ地域で盛んになったこの歌劇は村祭りでよく上演されてきましたが、現在は国立チェオ劇団が国内だけでなく外国へも公演をしており、大きな反響を呼んでいます。この民謡はベトナムの民衆オペラとも呼ばれています。

故郷の伝統的民謡チェオを保存するため、ベトナム各地でどこにも民謡チェオを歌うクラブがあります。そして、生活の流れとともに、民謡チェオクラブの活動や国立チェオ劇団の公演はベトナム民族の伝統文化色保存事業に積極的に寄与しています。

この民謡がベトナムだけでなく、世界各国でも広く紹介されるよう希望しています。

今日のこの時間は、ベトナムのお正月テトの雰囲気が溢れていることにあたり、そんなハットチェオをお届けしましょう。

始めに「お寺参り」(Vao Chua)をどうぞ

お聞きいただいた曲は「愛のハットチェオでした。

次に、Viet Thangの歌声で「秋の午後を思い出す」(Nho Chieu Thu)をどうぞ

お聴きいただいた曲は「秋の午後を思い出す」でした。

続いては、「征婦」(Chinh Phu)をどうぞ

お聞きいただいた曲は「故郷の暖かさ」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、ハットチェオをお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

 

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