戦争中によく歌われていた歌

ご機嫌、いかがですか、皆さん、

ベトナムは長い間戦争下にありました。ベトナムでは毎年7月27日を戦没者 傷病軍人の日として戦没者を偲んでいます。

前回の音楽散歩道ではベトナムの英雄をたたえる歌をお届けしましたが、今日はベトナムの戦争中によく歌われていた歌をお届けします。

はじめに1945年から1954年までの対フランスとの闘争時代によく歌われた歌、「私の村」(lang toi)をお送りします。

この歌はベトナム国歌を作曲したvan caoさんの作品です。

「私の村は緑の竹に包まれ

夕暮れには教会から鐘のねが聞こえてくる

ビンロウジュと小舟が川面(かわも)にかげを落とす

しかし、フランス軍がやって来て

家々を破壊した

鐘も聞こえなくなった

村の人々は遊撃兵になって戦い、敵を追い払った

やがて、私の村に平和が訪れた」

続いて、1965年から1975年までの対アメリカとの戦争中によく歌われた歌「紅い木の葉」(La do)をどうぞ

「風の強い山の頂であなたに出会った

チョンソンの森は、紅い葉が風に()れている

あなたは古着の肩に銃をかけて道端にたたずんでいる

行軍はどんどん進む

チョンソン村の上の土埃が赤く染まり、空に舞い上がる

戦線の娘さん、さよなら

又サイゴンで会いましょう、娘さん さようなら」

二つの戦争は過ぎ去りました。そんな長く激しい戦争の中で、ベトナム人私たちは尊敬するホーチミン主席の恩を忘れられません。彼はベトナム民族をこの勝利からあの勝利へと導いてきました。

最後に「勝利の日にホーチミン主席がいるようだ」 ( Nhu co Bac trong ngay vui dai thang) をどうぞお聞きください。

「勝利の日にホーチミン主席がいるようだ

ホーチミン主席の言葉は今日、輝かしい勝利になった

激しい30年の戦争を潜り抜けた

民族の戦いは成功した

べトナム、ホーチミン」

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナム戦争によく歌われた歌をお届けしました。
それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。
また、来週、お会いしましょう。

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