展示会の一角＝TTXVN

この活動は、世界各国へのベトナムの伝統的文化価値の紹介を目指して、ベトナム国立歴史博物館の努力を示しています。その内訳は、2017年9月16日から2018年1月7日にかけて、ドイツ西南部バーデン＝ヴュルテンベルク州にあるライス・エンゲルホルン博物館でベトナム考古遺物の宝物およそ400点を紹介する展示会が開催されています。これに先立つ2016年10月7日から2017年2月26日にかけて、ノルトライン・ヴェストファーレン州にあるLWL考古学博物館、そして2017年3月30日から8月20日にかけて、ザクセン州ケムニッツ考古学博物館でもベトナム考古遺物の宝物が展示されました。展示物は今から約2000年前にあたる青銅器時代のドンソン文化の芸術品や銅鼓、太鼓なども含まれています。

ベトナム国立歴史博物館の館長

これらの展示会は、のべ10万人のドイツ人と在ドイツベトナム人の人々の鑑賞者を集めました。ベトナム国立歴史博物館の館長の話です。

(テープ)

「現代において、それぞれの国家、それぞれの博物館、それぞれの研究機関にとって発展の為の協力はいぜんとして需要となっています。また、ベトナムのことについて深く理解することは世界各国にとって必要です。そのため、ベトナムを世界各国にどのように紹介すればいいのかということも重要ですね。数千年にわたって培われてきたベトナムの文化は世界各国の関心を浴びています。」

この数年間、ベトナム国立歴史博物館は、日本や、韓国、中国、マレーシア、フランス、アメリカ世界各国で、ベトナムの文化的品々を展示してきました。先ほどのベトナム国立歴史博物館の館長の話です。

(テープ)

「世界各国にベトナムの国土や人々、文化を紹介することは止まらないと思います。例えば、中国では4～5回にわたっても展示会を開きました。これらを通して、人々は、各国の文化的独自性を深く理解するようになるのです。」

近いうちに、ベトナム国立歴史博物館は引き続きロシアのサンクトペテルブルク、中国の雲南省、ドイツ、日本でも同様の展示会を開催する計画です。