アジア安全保障会議

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マレーシア国防相

アジア太平洋地域の安全保障について各国の担当閣僚らが意見を交わす「アジア安全保障会議」がシンガポールで始まり、海洋進出を活発化させる中国と周辺の国々との間で対立が深まっている南シナ海の領有権問題について、どのような議論が行われるのか注目されます。

 「アジア安全保障会議」には、アメリカのパネッタ国防長官や渡辺防衛副大臣、それに、中国や東南アジア各国など合わせて26か国から防衛担当の閣僚や政府高官などが出席し、シンガポールの会場のホテルで1日夜、開会の式典が行われ、会議が始まりました。

会議で、パネッタ国防長官は、アメリカが今年新たに打ち出した、アジア太平洋地域を重視する新たな国防戦略について講演しました。
この中でパネッタ長官は、「現在、太平洋と大西洋に半分ずつ配置している海軍力を見直し、2020年までにその6割を太平洋に集中させる」と述べ、急速な軍備増強と海洋進出を進める中国を念頭にした具体的な戦略を明らかにしました。
そのうえで、日本や韓国など伝統的な同盟国と軍事面の技術開発も含めた新たな関係を築くとともに、インドネシアやベトナム、インドなど、各国との演習などを増やすことで、アメリカ軍の展開力を強化することを強調しました。
会議に先立って2国間の会談も行われ、シンガポールとオーストラリアの国防相は、軍事訓練をするための基地の使用期限の延長について合意しました。
会議は3日間の日程で開かれ、2日は、中国と東南アジアの一部の国が対立している南シナ海の島々の領有権争いや、朝鮮半島情勢について、意見が交わされる見通しです。

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