アメリカ上院、民主党が多数派に…バイデン次期政権に弾み 決選投票で2勝

(VOVWORLD) - アメリカメディアは6日、南部ジョージア州で5日行われた上院2議席の決選投票で、民主党がいずれも勝利を確実にしたと報じました。民主党が議会下院に続き上院でも多数派を握ることになり、20日に発足するバイデン次期政権には大きな弾みとなります。

2議席のうち、1議席はすでに民主党のウォーノック氏が共和党のレフラー氏に勝利を確実にしていました。残る1議席は大接戦となっていましたが、CNNテレビなどが6日、民主党のオソフ氏が共和党のパーデュー氏を破り当選確実となったと報じました。

上院の定数は100で、ジョージア州を除くと民主党が48議席、共和党が50議席ですが、決選投票で民主党が2勝すれば、共和党と同じ50議席となります。上院では賛否が同数なら、議長を兼務するハリス次期副大統領が決裁票を投じることから、民主党が多数派となります。

上院は人事承認や条約批准などの権限を持ち、これまで共和党が多数派を握ってきましたが、民主党が6年ぶりに上院を奪還します。バイデン次期政権は上下両院で主導権を握り、公約実現に向け大きな推進力を得た形です。

ジョージア州はもともと共和党の地盤でしたが、昨年11月の大統領選で敗れたトランプ大統領が「不正選挙」を主張しました。この結果、共和党支持者の選挙への信頼が揺らぎ、投票の意欲をそぐなど、決選投票に不利に働いたとの見方もあります。(東京新聞)

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