アラブ連盟 パレスチナ求めた声明 採択されず

(VOVWORLD) - アラブ諸国でつくるアラブ連盟は外相会議を開き、イスラエルとUAE=アラブ首長国連邦の国交正常化の合意について意見を交わしましたが、パレスチナが求めていた合意への非難を盛り込んだ声明は採択されず、一致した立場を示すことはできませんでした。
アラブ連盟は9日、定例の外相会議をオンライン形式で開き、今月15日に署名式が予定されているイスラエルとUAEの国交正常化の合意について意見を交わしました。

議長国を務めるパレスチナ暫定自治政府のマリキ外相は、今回の合意は、イスラエルが占領地から撤退してパレスチナ国家を承認することなどを国交正常化の条件とした、従来の和平案に反するものだと述べ、合意への非難を盛り込んだ声明の取りまとめを求めました。

しかし、アラブ連盟の事務局によりますと、意見はまとまらず、声明の採択は見送られたということで、アラブ諸国として一致した立場を示すことはできませんでした。

イスラエルとUAEの合意について、アラブ連盟の中では、イスラエルと国交があるエジプトとヨルダンに加え、国交のないバーレーンやオマーンも支持する立場を示していて、孤立化が進むパレスチナの苦しい立場が浮き彫りとなった形です。(NHK)

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