イスラエルのカッツ観光相（写真：ITN）

イスラエル観光省によれば、同国閣僚の公式なサウジ訪問は初めてです。長年対立してきた両国は、アメリカの仲介で国交正常化に向け接近しています。

サウジ訪問は２日間の日程で、各国と閣僚級の会談も行う予定です。カッツ氏は声明で「観光とイスラエルの国際関係を促進するパートナーシップ構築に努める」と強調しました。
一方、サウジの駐パレスチナ代表に先月任命されたナエフ・スデイリ氏は２６日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラを訪問し、自治政府のアッバス議長に信任状を奉呈しました。ＡＦＰ通信は「サウジがこの３０年間で初めて西岸へ使節団を派遣した」と伝えました。（時事）