「イスラム国」占拠巨大ダム、奪回援護で米空爆

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米軍はイラク時間の16日、イラク北部のアルビル周辺と、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が占拠しているイラク最大の「モスル・ダム」周辺で、9回にわたって空爆を行いました。

空爆は17日も続行し、戦闘機、無人攻撃機に加え、初めて爆撃機を投入しました。16日を上回る14回の空爆を行い、装甲兵員輸送車や高機動車など19台と検問所1か所を破壊、または損傷を与えました。クルド人部隊のダム奪還作戦を後押しする狙いがあります。

イスラム国は8月7日にモスル・ダム(旧名サダム・フセイン・ダム)を制圧しました。このダムが破壊されると、イラク北部の広い範囲が水浸しになるほか、バグダッドにも影響が出る恐れがあります。逆に放水量を減らされると、渇水の危機が生じると指摘されています。

米軍は今回、これまでアルビルとセンジャール周辺に限ってきた空爆の範囲を拡大しました。次期首相に指名されているアバーディ国民議会副議長による挙国一致内閣発足に向けた動きが本格化する中、オバマ政権としてイラク軍やクルド人部隊によるイスラム国への反攻を軍事的に支援する姿勢を明確にした形です。

米中央軍は16日の作戦を「イラクにおける人道的取り組みの支援と米国民や米施設の防衛という、与えられた権限に基づいて行った」と説明しました。

 

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