イランのウラン貯蔵、上限の5倍 IAEA報告書 査察も拒否

(VOVWORLD) - IAEA=国際原子力機関は、イラン核合意に関する報告書で、同国の低濃縮ウランの貯蔵量が2月19日時点で約千二十キロと、昨年11月の報告書に記載された約370キロの約3倍になったことを明らかにしました。

この量は核合意で定められた上限の約5倍に当たるということです。

イランのウラン貯蔵、上限の5倍 IAEA報告書 査察も拒否 - ảnh 1                            (写真:IRNA/TTXVN)

一方、ウランの濃縮度は4・5%程度にとどまっています。核爆弾の製造には濃縮度90%以上の高濃縮ウランが必要で、濃縮度が20%になると引き上げるのは比較的容易とされています。

IAEAでは9日から始まる理事会でイラン問題を協議します。報告書はまた、1月下旬に「未申告の核物質や核開発活動」が疑われる施設2カ所について査察官の立ち入りが拒否されたためイラン側に全面的な協力を再開するよう求めました。

核合意を離脱した米国の制裁に反発するイランは、段階的に合意の履行停止を繰り返してきました。英仏独は1月に国連制裁につながる「紛争解決手続き」の発動を発表します。イランと英仏独中ロは2月26日に次官級会合を開催したが打開策は見いだせていません。

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