15日、ハノイで、グエン・ティ・キム・ガン国会議長は、ベトナムのレ・カ・フユー党書記長の弔問式に参列するためにベトナムを訪問中のヘン・サムリン国会議長が率いるカンボジアの国会代表団と会見しました。

席上、ガン議長は、カンボジアの指導部がフユー書記長の死去を受け、ベトナムに弔電を送り、弔問団を派遣することに感謝の意を表明し、「これは、両国間の良好な関係や、ベトナムに対するカンボジア国民の温かい気持ちを示す」と強調しました。  また、「両国は新型コロナウイルス感染症予防対策で緊密に連携していく必要がある」と訴えました。

両国間の国境線画定と国境標識の設置作業に関し、ガン議長は、「これは、両国が『友好・平和・持続可能な発展』の国境線を構築するための重要な基礎になる」との見解を表明するとともに、「この作業の早期完了のために、カンボジア国会と密接に協力していく」と確約しました。

さらに、ガン議長はカンボジア側に対し、ASEANの共通の立場を支持し、ベトナムがASEAN議長国や、AIPA41の議長国、2020∼2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国としての役割を立派に果たすために支援していくよう求めました。