11日、ベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長は、中国と国境を接しているライチャウ省ナムニュン県を訪れました。

ガン国会議長

ナムニュン県の指導部との会合で、ガン議長は、同県はまだ困難な状況にあったものの、社会福祉と国民の生活改善で成果を収めていると評価しました。また、同県にライチャウ水力発電所があることから、森林保護は同県にとって優先課題であると明らかにし、植林業者への優遇に関する同県の提案を関連各省庁に伝えると強調しました。

そして、ガン議長は、ライチャウ水力発電所の建設のために立ち退きを余儀なくされた3千人の生活安定は重要な課題で、国は地元と協力して、これらの人たちが1日も早く安定的な生活を送れるようにすると明らかにしました。