シリア政府軍、交通の要衝を完全掌握 イドリブ県内の重要幹線道路も支配下に

(VOVWORLD) -シリア反体制派の最後の拠点となっている北西部イドリブ県で8日、 政府軍が交通の要衝サラケブを完全に掌握しました。

シリアの国営テレビは、数週間にわたる爆撃で人の姿がなくなった道路の映像を流し、「軍部隊は今や、サラケブを完全に支配下に置いた」と報じました。

政府軍は昨年12月以降、ロシアの支援を受けてイドリブ県に猛攻撃を実施。反体制派を支援するトルコが攻撃の中止を求めましたが、政府軍は次々と町を掌握してきました。

UN=国連や人道支援団体も攻撃をやめるよう要請しました。大勢の避難が、約9年に及ぶ内戦で最悪規模の人道危機を生み出していると警告していました。

この攻撃により、民間人300人以上が死亡したほか、約58万6000人が比較的安全なトルコ国境付近への避難を余儀なくされました。

幹線道路M4M5の奪還を目指す政府にとって、両道路が交わるサラケブの制圧は極めて大きな戦果です。

シリアで最長の幹線道路であるM5は、第2の都市アレッポから首都ダマスカスを経てさらに南へ延び、ヨルダン国境まで続いています。

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