27日、グエン・タン・ズン首相は第68回国連総会一般討論に参加した際、アメリカの大手企業の代表と会合を行いました。
対話の様子(写真:VTV News)
席上、ズン首相は「ベトナムは経済、貿易、投資を中心に全ての分野でアメリカとの協力を強化したい。ベトナムは世界経済へ参入するように市場経済体制の充実など、戦略的措置を精力的に実施している」と明らかにしました。
ズン首相は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは世界経済への参入を進めているため、市場経済体制の改革に尽力しています。具体的には、6件の自由貿易協定の交渉を行っている一方、TPP=環太平洋戦略的経済連携協定の交渉にも積極的に参加しています。ベトナムはアメリカと力を合わせ、TPP交渉の加速に取り組む用意があります。」
一方、アメリカ・ASEAN経営評議会のフェルマン議長は次のように語りました。
(テープ) Felman
「私たちはベトナムとアメリカとの投資経営協力関係の強化に対するズン首相の支持を高く評価します。アメリカ・ASEAN経営評議会の会員は長年、ベトナムで活動していますが、今後もベトナムでの投資経営活動を続ける意欲があります。また、ベトナムのTPP加盟を支持しています。これは両国の企業各社の発展に原動力を付けることでしょう」