スーダンでクーデター未遂 民政への移管に向け国の安定が課題

(VOVWORLD) - アフリカのスーダンで、軍は、反乱を企てたとして一部の兵士を拘束し、クーデターの計画を未然に防いだと発表しました。スーダンでは、独裁的な長期政権が崩壊し、軍民の共同統治が進められていて民政への移管に向けて国の安定が課題となっています。
スーダンでクーデター未遂 民政への移管に向け国の安定が課題 - ảnh 1       スーダンの兵士ら=AFP

スーダンではおととし、30年にわたって権力を握ったバシール大統領が、反政府デモをきっかけにした軍のクーデターで失脚し、現在は軍と民主化勢力の双方による共同統治が行われています。

スーダン軍などによりますと、21日、首都ハルツームでバシール前政権とつながりのある一部の兵士が、政府機関を制圧しようとしたということです。

スーダン軍は複数の兵士などを反乱を企てたとして拘束し「クーデター計画は未遂に終わった」と発表しました。

今のところ、けが人などは報告されていないということです。

これを受けて、ペルテス国連事務総長特別代表は「民主的な政治移管を妨げるすべての行為を非難する」とツイッターに投稿し、国連として、引き続き、スーダンの民主化を支援すると表明しました。

スーダンでは長年、アメリカと対立してきたバシール政権が崩壊し、去年、アメリカのテロ支援国家の指定が解除され、民主化への期待が高まっているものの、経済の低迷に対する市民のデモが相次いでいて、民政への移管に向けて国の安定が課題となっています。(NHK)

ご感想

他の情報