タイ 野党寄りの司法判断相次ぐ



反政府デモの影響による混乱が続くタイで、憲法裁判所が政府機関の人事を巡ってインラック首相の失職につながる可能性のある訴えを受理し、相次ぐ野党寄りの司法の判断に、インラック首相はさらに厳しい立場に立たされています。

この訴えは、タイの上院議員28人が、3年前の政府機関の人事について「インラック首相がみずからの利益のために行った不当なものであり、憲法違反だ」として、起こしていたものです。

憲法裁判所は2日、この訴えを正式に受理し、今後の審理で裁判所が違憲と判断した場合は、インラック首相は直ちに失職することになります。

憲法裁判所は、野党がボイコットするなか、ことし2月に行われた議会下院の選挙についても先月、無効だとしてやり直しを求める判断を示しており、相次ぐ野党寄りの司法の判断にインラック首相はさらに厳しい立場に立たされています。

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