ドイツ メルケル首相所属政党 2つの州議会選挙で敗れる

(VOVWORLD) - ドイツの2つの州で州議会選挙が行われ、メルケル首相が所属する「キリスト教民主同盟」は2州とも過去最低の得票率で敗れ、ことし9月の連邦議会選挙に向けて不安を残すスタートとなりました。
ドイツでは14日、南西部のバーデン・ビュルテンベルク州と、西部のラインラント・プファルツ州で州議会選挙が行われ、暫定の開票結果によりますと、それぞれの州で環境保護政策を掲げる「緑の党」と中道左派の「社会民主党」が第1党を維持しました。
一方、メルケル首相が所属する中道右派の「キリスト教民主同盟」の得票率はバーデン・ビュルテンベルク州で24.1%、ラインラント・プファルツ州で27.7%といずれも過去最低で、第2党にとどまりました。
「キリスト教民主同盟」は、メルケル首相の新型コロナウイルスへの対応が評価されたこともあって、去年の春に支持率が急上昇しましたが、ワクチン接種の遅れや感染対策の長期化に有権者の不満が高まる中、最近ではマスクの調達をめぐり、議員による汚職疑惑も発覚していました。
今回の選挙は、ことし9月の連邦議会選挙の前哨戦と位置づけられ、メルケル首相が政界からの引退を表明している中、「キリスト教民主同盟」にとって不安を残すスタートとなりました。(NHK)

ご感想

他の情報