トゥオン国家主席、中国の党中央書記処常務書記と会見
(VOVWORLD) -19日、ボー・バン・トゥオン国家主席は、北京で17日から20日まで開催中の第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムへの出席を機に、中国共産党中央政治局常務委員会委員、党中央書記処常務書記、党中央弁公庁主任を務める蔡奇氏と会見しました。
TTXVN撮影 |
席上、トゥオン主席は、双方に対し、高級代表団による活動の推進、省庁・部局・地方間の協力の強化を進めるよう求めました。
また、中国側に対し、ベトナム産の農産物の輸入に好ましい条件を提示するとともに、ベトナムへの大規模な投資プロジェクトの実施を強化し、陸路・鉄道の連携を推進し、デジタル経済での協力、デジタルインフラとデジタル人間開発の能力向上を促し、草の根交流、文化協力を拡大するよう提案しました。
さらに、トゥオン主席は、双方が、両国民の利益、地域の平和・安定・協力・発展のために、国連憲章と国際法に従って、両国関係における対立や問題点を適当に解決する必要があると訴えました。
一方、蔡奇氏は、「ベトナムと中国は幅広い利益を共有している。中国は、周辺外交政策の中で、ベトナムを優先的な方向に位置付けている」と確認するとともに、経済貿易協力の拡大、交通インフラ連携、デジタル経済分野での協力を推進することや、中国企業へのベトナムでの投資拡大の継続を奨励すること、両国地方間の交流を頻繁に行うことで一致しました。