バイデン氏当選確実 各国の反応

(VOVWORLD) -民主党のバイデン前副大統領の当選が確実になったことを受けて、各国の首脳らが祝意を示しています。
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イギリスのジョンソン首相は、みずからのツイッターに投稿し、バイデン氏とハリス氏に祝意を示したうえで「アメリカはわれわれにとって最も重要な同盟国であり、気候変動や貿易、安全保障といった共通の優先課題にともに緊密に取り組んでいくことを楽しみにしている」と述べました。

ドイツのメルケル首相は7日、ツイッターに声明を発表し、バイデン氏に祝意を示したうえで「今後、バイデン大統領と共に働くのを楽しみにしています。今の時代の大きな試練を乗り越える際、私たちの友情はかけがえのないものになります」と協力関係を強化していくことに期待を示しました。

フランスのマクロン大統領は、ツイッターに投稿し「アメリカ国民が彼らの大統領を選んだ。おめでとう」と、バイデン氏とハリス氏に祝意を示したうえで「いまある課題を克服するためにやるべきことはたくさんある。ともに力をあわせよう」と呼びかけました。

イタリアのコンテ首相は7日、ツイッターに投稿し「極めて高い投票率で民主主義の活力を示したことにアメリカの国民と制度を祝福したい。私たちは次の大統領となるバイデン氏に協力する準備はできている」と述べました。

EU=ヨーロッパ連合のミシェル大統領は、民主党のバイデン前副大統領の当選が確実になったことを受けて、声明で祝意を示したうえで「EUはアメリカとの協力関係の中で果たすべきことについて新たな大統領とともに取り組む準備ができている」として、貿易摩擦などであつれきが生じたアメリカとの関係改善に期待を示しました。

一方、トランプ大統領が選挙の不正を主張し訴訟を辞さない構えを示していることを念頭に「われわれは最終的な結果が認定されるのを見守る」として慎重な見方も示しました。

NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長も祝意を示す声明を出し「バイデン氏は強力なNATOの支持者だ。ロシアの脅威や国際的なテロなどの課題に対処するには力を合わせることが必要だ」として、トランプ大統領のもとで揺らいできたNATOの結束が再び強まることに期待を示しました。

カナダのトルドー首相はツイッターに「ジョー・バイデン、カマラ・ハリスおめでとう。カナダとアメリカは、親しい友人であり、パートナーであり、同盟国です。そして特有の関係を共有しています。2人と共に働くのを本当に楽しみにしています」と投稿しました。

スペインのサンチェス首相は、ツイッターでバイデン氏とハリス氏に祝意を示したうえで「われわれが直面する課題に協力して取り組むことを楽しみにしている」と投稿しました。

オーストリアのクルツ首相はツイッターに投稿し、バイデン氏に祝意を示したうえで「ヨーロッパとアメリカは、価値観のシステムを共有しており、われわれは共に守っていく。今後の協力について楽しみにしている」と述べました。

ベルギーのデクロー首相は、ツイッターに「バイデン氏が第46代大統領に選ばれたことを祝福する。記録的な数の人たちが票を投じたことはアメリカでの民主主義への関心の高さを示すものだ」と投稿し、祝意を示しました。

また、副大統領候補のハリス上院議員に対しても「女性初の副大統領になる。世界中の少女らに対してこうした権利と機会があると示す、すばらしい例になる」と祝意を示しました。

中国の国営メディアも、バイデン氏の当選確実をアメリカメディアの報道を引用するなどして相次いで速報しました。

このうち、中国中央テレビは記者がアメリカから電話でリポートし、集計状況を詳しく伝えたうえでバイデン氏が勝利して演説する見通しだと報じました。

一方で、トランプ大統領についても「大統領選挙はまだ終わっていない」と声明で主張し法廷闘争に入る構えだと報じ、トランプ大統領とバイデン氏の支持者どうしの衝突も起きていると伝えています。

また新華社通信は、バイデン氏が声明で「選挙が終わったいまこそ怒りと暴言を捨てて国として団結する時だ」と国民に呼びかけたと伝えています。

イランのロウハニ大統領の側近のジャハンギリ副大統領は、民主党のバイデン氏の当選確実が伝えられたことを受けて「アメリカの破壊的な政策に変化が起こり、国際的な約束ごとを再び果たすことを望む」とツイッターに投稿し、バイデン氏が、核合意から離脱するなど、イランを敵視してきたトランプ大統領とは異なる政策をとることに期待を示しました。

また、最高指導者ハメネイ師は、ツイッターに「結果に関係なく確かなことは、アメリカの政権は政治的にも道徳的にも衰退しているということだ」と投稿し、敵対するアメリカを批判しました。

イギリスに駐在するイランの大使もツイッターに投稿し、「ついに憎しみをまき散らすだけの男の政治生命が終わった。トランプは、イランを降伏させることはできなかった」と敵視政策を続けてきたトランプ政権が終わりを告げたと強調しました。

トランプ大統領のファーストレディ、メラニア夫人の故郷スロベニアのヤンシャ首相はツイッターで「興味深い。結果が僅差でアメリカの各州から苦情が出ている。裁判所が決定を下していないにもかかわらず主要メディアは勝者を告げ各地からの祝意が伝えられている」などと投稿し、アメリカのメディアがバイデン前副大統領の当選確実を伝えていることを批判しました。

厳格な移民政策を掲げるヤンシャ首相は移民に厳しい態度をとるトランプ大統領を支持する主張を繰り返していました。

韓国のメディアも相次いで速報しました。
このうち通信社の連合ニュースは「バイデン氏はトランプ大統領のアメリカ優先主義を否定しアメリカの伝統的価値と国際社会での主導権の回復を旗印に大転換を図ることが予想される」と指摘しました。

そのうえで、バイデン氏が米韓同盟の重要性を強調していることを挙げ、トランプ政権から大幅な負担増を求められ難航してきた在韓アメリカ軍の駐留経費をめぐる交渉など両国間の懸案について、これまでと異なる対応をする可能性があるとしています。

さらに北朝鮮に対しては、トップダウンを好んだトランプ大統領とは異なりバイデン氏は実務協議から段階を踏むボトムアップ方式を取ることで米朝の非核化交渉も様変わりするという見方を伝えています。

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領はツイッターに投稿し、「われわれの同盟は強力であり、米韓の連帯は極めて堅固だ。ともに開いていく両国関係の未来の発展に大いに期待する」として、祝意を示しました。

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