パレスチナで反米デモ 星条旗とイスラエル旗を燃やす
(VOVWORLD) -パレスチナ各地で、シオニスト政権イスラエルの入植地建設を米国が支持したことに抗議する数千人規模のデモが実施されました。
(写真:THX/TTXVN) |
ファールス通信によりますと、26日火曜のデモでパレスチナの人々は星条旗とイスラエルの旗を燃やしたということです。
シオニスト政権イスラエル軍はデモ隊を襲撃し、少なくとも63人のパレスチナ人が負傷しました。
ポンペオ米国務長官は今月18日、パレスチナにおけるイスラエルの占領行為を改めて支持し、「米国は今後、パレスチナ・ヨルダン川西岸でのイスラエルによる入植地建設を国際法への違反とはみなさない」と表明しました。
イスラエルは常に、国際社会の要求を無視した形でシオニスト入植地の建設を継続していますが、その背景にはアメリカの強い支持が存在します。
しかし、一連の入植地建設は国際法では違法とみなされています。
国連安保理は2016年12月23日、決議2334を採択してパレスチナでの入植地建設の即時停止を求めました。
イスラエルは入植地建設を拡大し、パレスチナの地理的構造を変更して、地域のユダヤ化をめざしています。そして、パレスチナ居住区に自らの覇権を定着させようとしているのです。