バーレーンもイスラエルと国交正常化合意 米トランプ政権発表

(VOVWORLD) -アメリカのトランプ大統領は、中東のイスラエルと対立関係にあるアラブ諸国の1つバーレーンがアメリカの仲介で国交の正常化に合意したと発表しました。

トランプ政権は8月、イスラエルとUAE=アラブ首長国連邦の国交正常化も仲介していて、秋の大統領選挙を前にした積極的な働きかけが、長年のイスラエルとアラブの対立の構図に大きな影響を与えています。

アメリカのトランプ大統領は11日、イスラエルとアラブ諸国の1つバーレーンがアメリカの仲介で国交の正常化に合意したと発表しました。

トランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相、バーレーンのハマド国王と3者で電話で会談し合意を交わしたということで、トランプ大統領は「きょうはとても歴史的で重要な日だ」と述べました。

両国は今後、互いに大使館を設置し直行便を就航させて、経済関係を強化させるということです。

トランプ政権は11月の大統領選挙を前にイスラエルとアラブ諸国の関係改善への働きかけを強めていて、8月はイスラエルとUAEがアメリカの仲介のもと国交正常化で合意し、9月15日に首都ワシントンで両国の代表が合意文書に署名することになっています。

アメリカ政府は同じ日に今回のイスラエルとバーレーンの合意の署名式も合わせて行うとしていて、トランプ大統領の実績としてアピールするねらいとみられます。

イスラエルは1948年の建国以来、パレスチナを支援するアラブ諸国と70年以上対立してきました。

一方、トランプ政権は支持基盤の保守層を意識しイスラエル寄りの姿勢を鮮明にするとともに、アラブ諸国への働きかけを強めた結果、わずか1か月間でイスラエルとUAE、バーレーンとの国交正常化の合意にこぎつけ、長年のイスラエルとアラブの対立の構図に大きな影響を与えています。(NHK)


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