（写真：TTXVN）

19日午前、中部トアティエンフェ省古都フエで、同省の文化スポーツ局は、フエ市にある著名人ファン・ボイ・チャウの記念館を訪れ、花輪を捧げ、線香を手向けるとともに、『志士ファン・ボイ・チャウの生涯と事業』展示会や『ファン・ボイ・チャウ志士と浅羽佐喜太郎医師との友情、およびベトナム・日本との友好関係』をテーマにした展示会などの開幕式を行ないました。

これは、越日外交関係樹立50周年と日本への留学運動、いわゆる「東遊（ドンズー）運動」開始118周年を記念する諸活動の一環です。

今回の展示会は、「ファン・ボイ・チャウ志士と浅羽佐喜太郎医師との友情」と「ベトナム・日本との友好関係」という2つのパートに分けて、数百点の貴重な写真と資料を紹介しています。これは、伝統的な愛国心と革命闘争の教育のほか、人民各層のお国自慢の向上、ベトナム・日本の友好協力関係の強化に貢献すると期待されています。

トアティエンフェ省文化スポーツ局のファン・タイン・ハイ局長によりますと、ファン・ボイ・チャウ志士はベトナムの民族主義運動、独立運動の指導者であり、20世紀初頭の日本への留学運動「東遊運動」の提唱者でもります。