ベトナム メコン・瀾滄協力の促進に取り組む

(VOVWORLD) - 25日午後、「メコン・瀾滄河諸国間の未来と近代化を共有するコミュニティの構築を目指し、力を合わせる」をテーマとした第4回メコン・瀾滄協力首脳会議がオンライン形式で行われ、ベトナムからはファム・ミン・チン首相が出席し、スピーチを行いました。
会議では3年間にわたるメコン・瀾滄協力の成果が評価され、今後の方向性について討議が行われました。席上、指導者らはメコン河流域の平和、協力、発展に対するメコン・瀾滄協力の重要な貢献を強調し、今後もメコン・瀾滄河諸国間の未来と近代化を共有するコミュニティの構築を目指し、緊密に連携していくと訴えました。

会議の閉幕に際し、ネピドー宣言、2023年から2027年期のメコン・瀾滄協力行動計画、メコン・瀾滄イノベーション回廊構想が採択されました。

ベトナム メコン・瀾滄協力の促進に取り組む - ảnh 1写真撮影: Duong Giang

会議でチン首相はメコン・瀾滄協力がメコン河流域諸国と中国を結びつける重要なメカニズムとなり、「相互発展とウィンウィン(Win-Win)のモデルともなっていると強調するとともに、ベトナム政府は中国、およびメコン河流域諸国と力を合わせ、メコン・瀾滄協力をさらに促進すると表明しました。

また、チン首相は今後の3つの優先課題を提案しました。それらは、「近代的かつ発達したメコン・瀾滄地域を構築すること」、「グリーンで持続的かつ包括的なメコン・瀾滄地域をつくり、現在と将来、経済成長と環境保護との調和を確保するとともに、人を開発事業の中心に置き、リソース、および目標と見なし、誰一人取り残さないこと」、「平和で協力のメコン・瀾滄地域を構築すること」であるとしています。

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