(VOVWORLD) -12日夜、北部ホアビン省ホアビン市で、ホーチミン共産青年同盟中央委員会は、同省のホアビン水力発電所の建設プロジェクトに参加した当時の青年たちと懇親会を行いました。
(写真:thanhnien.vn) |
これは3月の青年月間に応えるとともに、ホーチミン共産青年同盟設立90周年を記念する活動の一つです。
41年前の1979年、東南アジア地域最大規模の水力発電所とされるホアビン発電所建設プロジェクトが始まりました。その出力は1920MWです。この40年あまりに、ベトナムと旧ソ連との友好協力関係のシンボルと見られるこの発電所は国の経済社会発展事業に多大に貢献してきました。
懇親会で、建設現場で働いていた人たちは、当時の若者たちの決意と努力に関する多くの物語を語りました。ホアビン水力発電プロジェクトのホーチミン共産青年同盟委員会の初の書記を務めていた内務省のタン・バン・フック元次官は、次のように語りました。
(テープ)
「当時、三交代制勤務による24時間体制で働いていました。また、ホアビン水力発電所の建設はおよそ10年間かかりましたが、いろいろな競争運動が行われました。全国の若者もホアビン水力発電所の建設現場で働いている若者たちを支援するため、多くの競争運動を行いました。これにより、現場で働く私たちだけでなく、全国の青年たちはホアビン水力発電所の建設に貢献してきました。」
この機に、ホーチミン共産青年同盟中央委員会は、青年たちが実施したプロジェクト35件を「典型的な青年プロジェクト」としてを顕彰しました。これらのプロジェクトは農村部の道路の建設や、チャリティハウスの建設、貧困者への支援など、経済社会の発展事業に大きく寄与してきたものです。