マン国会議長夫妻、シンガポール公式訪問のため ハノイを発つ
(VOVWORLD) -シンガポールのシア・キアン・ペン国会議長の招きに応じて、チャン・タン・マン国会議長夫妻率いる代表団は、3日までのシンガポール公式訪問のため、1日正午、首都ハノイを発ち、シンガポールに向かいました。
チャン・タン・マン国会議長夫妻 |
この訪問はベトナムとシンガポールとの外交関係の推進のみならず、両国の議会間の連携の強化と実質的な協力の促進に貢献するとされています。
ベトナムとシンガポールは1973年8月1日に外交関係を樹立しました。それ以来、両国の関係はスムーズに発展してきました。2024年初頭の9カ月間、両国の貿易取引総額は、昨年同期と比べ12.5%増に当たる76億米ドルに達しています。現在、シンガポールは、ベトナム国内において、累計投資総額810億米ドル相当の3千800件のプロジェクトを実施しています。
これにより、シンガポールはASEANにおけるベトナムの第4位の貿易相手国となり、ベトナムで投資活動を行っている145か国・地域の中で第2位に立っています。シンガポールの投資家は、ベトナムの63の省・市の中の51の省・市のほとんどの分野に投資活動を行っています。
逆に、ベトナムはシンガポールで登録投資総額6億9000万米ドル相当の153件の投資プロジェクトを実施ています。これらのプロジェクトは、科学技術、卸売り、小売り、情報通信、不動産、製造加工産業などに集中しています。
さらに、シンガポールはベトナムにとって特に重要な航空市場の一つであり、ベトナムの観光市場トップ15に入っています。逆に、ベトナムはシンガポールの観光市場トップ 10 に入っているということです。