モスクワで9日に外出制限を解除、改憲投票へ正常化急ぐ

(VOVWORLD) - ロシア政府も8日に出入国の制限を一部緩和しました。

モスクワ市は8日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出制限を9日に解除すると発表しました。ロシア政府も8日に出入国の制限を一部緩和しました。感染者数は1日8千人超の増加が続きますが、プーチン大統領の再選を可能にする憲法改正法案の全国投票を7月1日に控え、国民生活の正常化を急ぐとみられます。

モスクワ市は3月末から外出を原則禁止し、交通機関での移動にはインターネットを通じた申請を義務付けていました。マスク着用を条件に制限を解除し、16日から美術館や飲食店の屋外席の営業、23日から飲食店の通常営業、スポーツジムなどの再開を認めます。ソビャニン市長は「通常の生活リズムに戻る」と説明しました。政府は禁止していた出入国を治療目的などに限って認めると決定しました。

ロシアでは6月24日に軍事パレード、7月1日に改憲法案の是非を問う全国投票を予定します。政権が重視する行事に向け、早期に新型コロナの収束を印象づけたい考えもありそうです。ロシアの感染者数は8日までに47万人、死者数は約5900人です。同日発表の1日の新規感染者数は8900人を超え、このうち約2割がモスクワ市でした。

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