リビア東部で洪水 150人死亡か 「2000人死亡」との情報も
(VOVWORLD) - 北アフリカのリビア東部で、大雨による洪水で少なくとも150人が死亡しました。一方、東部を支配する勢力は2000人が死亡したと発表していて、今後、死者数が増える恐れがあります。
11日、リビアの北東部シャハトで、豪雨で道が損壊し、立ち往生する人々=ロイター |
リビア東部では10日以降、大雨のため洪水が発生し、ロイター通信は、イスラム圏の赤十字社である赤新月社の代表が、少なくとも150人が死亡したと述べたと伝えました。
また、東部を拠点とする勢力の報道官が、「2000人以上が死亡し、5000から6000人が行方不明になっている」と述べたと報じました。
ただ、ロイター通信はいずれの数字についても独自に確認できなかったとしています。
リビアでは東西に分裂した政治勢力がそれぞれに政権を樹立し、対立しています。(テレビ朝日)