ロシア憲法改定 権威頼みの危うい道行き

(VOVWORLD) -ロシアの憲法改定案が承認されました。
ロシア憲法改定 権威頼みの危うい道行き - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)
全国投票で賛成が78%を占めた。プーチン氏が、最長2036年まで大統領を続けることが可能になりました。
プーチン氏の権威回復を狙った投票には公務員、公営企業の従業員らが動員されました。二重投票など不正の疑いも生じています。政権は大統領続投の条項を伏せて賛同を呼びかけた。結果の決まった茶番劇―しました。さめた声も漏れます。
最高実力者としての地位を固めどんなロシアを築くのか、国際社会での役割を担うのか。肝心な国家像が見えません。
プーチン氏は2000年に大統領に就任しました。首相に転じた後の12年、任期が6年に改められた大統領に復帰しています。
ソ連崩壊で混乱を極めた国内を中央集権化で統制し直し、石油や天然ガスを軸に経済成長を実現させました。既得権益層の利害対立を抑え社会を安定に導いた手腕は、国民の圧倒的な支持を集めました。
当初は欧米との協調路線を採ったものの、北大西洋条約機構(NATO)が旧ソ連圏の東欧諸国の取り込みに動いたことに反発しました。08年のジョージア戦争、14年のクリミア半島併合を機に、再び敵対姿勢を鮮明にしています。
経済制裁を招くも、冷戦の挫折感を抱く中高年層に強行策は歓迎され、支持率は一時、8割を超えました。プーチン氏続投の声はむしろ周囲で強まっていました。(shinmai.co.jp)

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