シンポジウムで発表しているタン次官

シンポジウムで発言に立った商工省のグエン・シン・ニャット・タン次官は、新型コロナ禍においてもロジスティックス分野に携わる企業は多くの困難を克服し、国のサプライチェーンの維持に大きく貢献してきたと評価し、次のように語りました。 

（テープ）

「新型コロナ禍においても、基本的にはロジスティックス企業は適切な対応により、サプライチェーンを維持できました。この分野の企業は技術の導入により、サービスの質の向上に取り組んできました。これはベトナム企業の活動に大いに役立っています」

この機に、商工省は、2021年の輸出入報告を公表しました。これによりますと、新型コロナの影響にも関わらず、ベトナムの輸出入総額は6680億ドル以上と、記録を更新しました。その中で、輸出総額と輸入総額はそれぞれ19％増と26.5％増となりました。これにより、ベトナムは貿易大国20ヵ国の一つとなっているとしています。