中国から感染拡大、アフリカ豚コレラが世界の脅威に

(VOVWORLD) -まもなく、探知犬担当者がハンドバッグのなかにハムサンドイッチが入っているのを発見し、押収しました。女性は上海発の中国東方航空機の乗客でした。

なぜハムサンドイッチが危険視されたのか。ハムに用いられた豚肉がアフリカ豚コレラ(ASF)に感染しており、米国内に感染が拡がる可能性があるからです。中国はこの伝染病の流行により何百万頭もの豚を失っており、豚肉価格は記録的な水準に高騰しました。中国は割高な輸入肉を購入せざるをえず、グローバルな食肉市場を混乱させています。

「もっと警戒を強めないと、アメリカにも感染が広がる可能性は非常に高い」。税関・国境警備局の農業専門家で、豚肉探知犬を担当するジェシカ・アンダーソン氏は言います。

「ベティ」は、アメリカの空港で専門的な訓練を受けた拡大チームの一員で、230億ドル規模のアメリカ豚肉産業をASFから守るという大規模な取り組みの一翼を担っています。この疾病は世界最大の中国養豚産業に大打撃を与えており、ロイターによる9カ国からの報道によれば、感染が中国国外へと広がるなかで、世界各国の政府は防御強化を急ぎつつあります。

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