人質とパレスチナ囚人交換の用意 ハマスが表明

(VOVWORLD) - パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは28日、イスラエルが同国内で収監しているパレスチナ人の囚人全員を釈放すれば、7日の越境攻撃で拘束した人質を解放する用意があると表明しました。

ハマスの軍事部門イザディン・アルカッサム(カッサム旅団)のスポークスマンは、ハマスが運営するテレビ局アルアクサを通じて発表した声明で、「(イスラエルで)収監されているパレスチナ人の囚人全員が釈放されれば、われわれが捕らえている多数の敵(イスラエル)の人質を解放する」と述べました。

カッサム旅団はまた、「敵が一回の交換での人質解放を望むなら、われわれにはその用意がある。段階的な解放でいいのなら、それにも対応できる」ともしました。

イスラエル軍によりますと、ガザには229人前後の人質がいるとされるということです。(AFP通信)

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