仏シラク大統領死去 追悼広がる

(NHK) 1990年代後半から12年にわたってフランスを率いたジャック・シラク元大統領が26日、86歳で死去しました。大の親日家としても知られ、フランスの内外でその死を悼む動きが広がっています。
仏シラク大統領死去 追悼広がる - ảnh 1   ジャック・シラク元大統領 (写真:AFP/TTXVN)

1932年にパリで生まれたシラク元大統領は、国民議会の議員などを経て41歳の若さで首相に就任し、1995年の大統領選挙で初当選しました。2期12年間の在任中、2003年にアメリカ主導で始まったイラク戦争では、ドイツとともに開戦に反対するなど、フランスの独自性を重視する外交を展開しました。

また、多様性を大事にし異なる文化を尊重してきたことでも知られ、このうち日本文化については和歌や大相撲などへの造詣が深く公私含めて40回以上、日本を訪問するなど、大の親日家でした。

フランスのメディアによりますと、シラク元大統領は26日朝、自宅で家族にみとられながら亡くなったということです。

フランス政府は大統領府に記帳台を設け、週明けの月曜日は国をあげて喪に服すと発表しました。

マクロン大統領は国民向けに演説し「シラク氏は国や国民を愛してきた。国のためにそしてフランスの価値に尽くしてきたことに感謝したい」と述べて、功績をたたえました。またドイツのメルケル首相は声明を発表し、「偉大な政治家で、ヨーロッパ人であったシラク氏の死を悼む」と、哀悼の意を表しました。


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