仏大統領と米国務長官、パリで対面会談…オーカス発足で悪化した関係の修復目指す

(VOVWORLD) - 米英豪による安全保障協力の新たな枠組み「AUKUS(オーカス)」発足に伴い悪化した関係の修復を目指し、フランスのマクロン大統領とアメリカのブリンケン国務長官が5日、パリで対面で会談しました。
仏大統領と米国務長官、パリで対面会談…オーカス発足で悪化した関係の修復目指す - ảnh 1フランスのマクロン大統領(左)とアメリカのブリンケン国務長官=GettyImages

フランス大統領府によりますと、両氏はインド太平洋地域での米仏協力について、今後も連携していくことを確認しました。月末に予定するアメリカのバイデン大統領とマクロン氏の対面会談についても調整したとみられます。EU=欧州連合やNATO=北大西洋条約機構、フランス軍がアフリカのマリなど「サヘル地域」で行っているイスラム過激派対策における協力についても話し合いました。

ブリンケン氏はフランスのジャンイブ・ルドリアン外相とも会談しました。アメリカ国務省の発表によりますと、両氏はアフガニスタン情勢についても協議しました。実権を握ったイスラム主義勢力タリバンの動向を注視し、緊密に連携していくことで一致したということです。

リンケン氏の訪仏に先立ち、アメリカ政府高官は記者団に、「オーカス発足は既存の協力関係を上書きするものではない」と強調し、「アメリカはインド太平洋地域で、いかにフランスとの協力関係を強化できるか協議したい」と語りました。

南太平洋のニューカレドニアなどに領土を持つフランスは、9月中旬のオーカス発足を直前まで知らされず、仏豪が共同で進めてきた次期潜水艦開発計画も破棄されたことに猛反発し、駐アメリカ大使を初めて召還する異例の措置をとりました。(読売新聞)

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