内戦続く中東イエメン 政権内部抗争で緊迫続く

(VOVWORLD) -内戦が続く中東のイエメンで、政権側の内部抗争から一部の勢力が武装蜂起し、主要都市を占拠したことを受け、政権側を支援するサウジアラビアなどは、双方に対話を進めるよう呼びかけていますが、武装勢力は占拠を続ける構えを崩しておらず、緊迫した状況が続いています。

4年にわたって内戦が続くイエメンでは、政権側に参加していた勢力が南部にある政権側の拠点都市アデンで武装蜂起し、10日までに大統領宮殿や軍事基地などを占拠しました。

国連によりますと、一連の戦闘で40人が死亡し260人がけがをしたということです。

内部抗争が表面化したことを受け、政権側を支援するサウジアラビアなどは戦闘の停止を呼びかけ、現在は戦闘はおさまっているもようです。

12日には、これまで武装勢力の後ろ盾となってきたUAE=アラブ首長国連邦とサウジアラビアの首脳が会談を開き、地元メディアによりますと武装勢力と政権側の双方に対話を進めるよう求めることで一致したということです。

しかし、武装勢力側は主要施設の占拠を続ける構えを崩しておらず、緊迫した状況が続いています。

一方、政権側と戦ってきた反政府勢力「フーシ派」は、支援をうけるイランに使節団を送るなどして連携の強化をはかっていて、政権側の内部抗争に乗じて攻勢を強めることも予想され、内戦が激しさを増す懸念も出ています。

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