前英外相、EU離脱清算金支払い留保で交渉条件引き上げへ

(VOVWORLD) -英次期首相の座を巡って実施される与党・保守党党首選で最有力候補と目されているジョンソン前外相は9日、サンデー・タイムズ紙のインタビューで、EU=欧州連合離脱でより良い条件を引き出すため、離脱に伴う「清算金」の支払いを留保する考えを示しました。

ジョンソン氏は「われわれの友人やパートナーは、(EU離脱について)この先の道のりをより明確にできるまで、清算金は支払われないと理解する必要があります。(イギリスにとって)適切な合意を得る上で、清算金は素晴らしい解決手段であり、潤滑油だ」と語りました。

メイ首相は昨年、ブレグジット(英のEU離脱)に際して390億ポンド(500億ドル)の清算金を払うことで合意しています。

このためフランスのマクロン大統領に近い筋は、清算金の不払いはソブリン債のデフォルト(債務不履行)に等しい行為だと反発しました。別の関係者もロイターに「支払い義務をないがしろにするのは、国際的な約束を果たさないことで、デフォルトと同じだ。その結果がどうなるかは誰でも分かる」とけん制しました。

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