(VOVWORLD) -国連安全保障理事会は9日、海洋の安全保障をテーマにオンライン会合を開き、演説したブリンケン米国務長官は海洋進出を強める中国を念頭に、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)などで法の支配が危機にひんしていると懸念を表明しました。
(写真:ANI) |
中国は反発し、米中が応酬を繰り広げました。
ブリンケン氏は「南シナ海では船舶同士の危険な遭遇や、違法な海洋権益を主張するための挑発的な行動が見られる」と指摘しました。
一方、中国の戴兵国連次席大使は、アメリカが南シナ海問題に言及したことに「断固として反対する」と表明しました。アメリカ自体が「南シナ海の平和と安定に対する最大の脅威だ」と述べました。(時事)