パレスチナ自治区ガザ南部ラファで、食料の配給を待つ人々＝THX/TTXVN

はじめに、ことしについて「2023年は甚大な苦しみ、暴力、気候の混乱の年だった。わたしたちの惑星は危機にひんしている。観測史上最も暑い年で、貧困と飢餓の増大に人々が押しつぶされそうになっている。戦争はその数と激しさを増している」と述べ、強い危機感を示しました。

その上で「非難したり銃を向けたりしても何にもつながらない。人類は団結するときに最も強くなる」と述べ、新しい年は分断を乗り越えて団結しなければならないと訴えかけました。

そして最後にグテーレス事務総長は「国連は、平和、持続可能な開発、人権のために世界を結集し続ける。2024年という年を、信頼を築き、希望を抱く年にしよう」と呼びかけました。（NHK）