国際世論 ベトナム東部海域での中国の違法な行為に懸念

(VOVWORLD) -中国がベトナムのホアンサとチュオンサ両群島に海南省の「三沙市」傘下の行政区としていわゆる「西沙区」と「南沙区」を新たに設けたことは、ベトナム東部海域に対する完全な支配を確定し、その海域を『国内の湖』に変えようとするために、取り組んでいることを示した。

 先ごろ、ロシア科学アカデミー極東研究所のベトナム・ASEAN研究センターのグリゴリロクシーン高級科学研究者は、VOV=ベトナムの声放送ロシア支局の取材に答えた際、「先頃、中国がベトナムのホアンサとチュオンサ両群島に海南省の「三沙市」傘下の行政区としていわゆる「西沙区」と「南沙区」を新たに設けたことは、中国の指導者らが、新型コロナウイルスのパンデミックによる深刻な危機を利用して、ベトナム東部海域に対する完全な支配を確定し、その海域を『国内の湖』に変えようとするために、取り組んでいることを示した。」と強調しました。

また、グリゴリロクシーン氏は「中国の行動は、中国が締結、批准している国連憲章と1982年国連海洋法条約に深刻に違反している。」とし、「ベトナムは、ベトナム東部海域にあるこれらの群島に対する領有権を示す全ての証拠を持っている。このことは、国際法の文書の中で何度も確認されている。」と語りました。

さらに、グリゴリロクシーン氏は、「ベトナムの指導者らは、現状況における責任がありながら合理的な政策を作成してきた。ベトナムは、ベトナム東部海域に対する領有権と自国の合法的な利益を保護するために、取り組んでいる。同時に、ベトナムは、地域の平和、安定の維持に努力している。この目標を達成するために、ASEAN2020議長国としてのベトナムは、ASEAN共同体を団結させ、中国の挑発的な行為に反対する共同見解を出すための措置を講じています。

さらに、国連安全保障理事会非常任理事国として、ベトナムは、自国の地位を明確にすると共に、世界各国の支持を得る目的で、あらゆる方法を駆使している。」との考えを明らかにしました。

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