大統領暗殺のハイチで戒厳令、空港閉鎖 夫人は重体

(VOVWORLD) - モイーズ大統領が武装集団に暗殺されたハイチで、ジョゼフ暫定首相は7日、15日間の戒厳令を宣言しました。空港を閉鎖し、逃亡した襲撃犯の特定や拘束を急ぎました。銃撃を受けたマルティヌ大統領夫人はアメリカ・マイアミの病院に搬送されました。重体だということです。
大統領暗殺のハイチで戒厳令、空港閉鎖 夫人は重体 - ảnh 1   ハイチのジョゼフ暫定首相=Anadolu/TTXVN

襲撃犯の正体などは不明でしたが、在アメリカハイチ大使館は公式ツイッターに「高度な訓練を受けた重武装集団による十分に計画された攻撃」と確認できるとの声明を載せました。

ハイチでは昨年から議会が機能不全に陥り、政治や社会の混乱が続いています。

国際社会からの非難も相次ぎました。アメリカのバイデン大統領は「恐ろしい暗殺事件に衝撃を受け、悲しみに沈んでいる」と声明で哀悼の意を示し「この憎むべき行為を非難する」と述べました。国連のグテレス事務総長も「犯人に法の裁きを受けさせなければならない」と声明で述べました。(SankeiBiz)

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