実務者協議 北朝鮮は制裁解除など要求 米は再協議目指す意向

(NHK) 北朝鮮の非核化をめぐる米朝の実務者協議が行われ、北朝鮮は核実験の再開や対話の中断に言及して、制裁解除などの要求を受け入れるよう強く求めました。アメリカ側は再協議を目指す意向ですが、北朝鮮は協議を継続するかどうかはアメリカ次第だとしていて、結果を受けたトランプ大統領の出方が今後の行方を左右しそうです。

米朝の実務者協議は5日、スウェーデンの首都ストックホルム郊外で、アメリカのビーガン特別代表と北朝鮮のキム・ミョンギル首席代表が出席して、7か月ぶりに行われました。

協議は8時間半にわたり、終了後、記者会見した北朝鮮のキム首席代表は「協議は決裂した」と述べたうえで、アメリカの姿勢に変化がないと非難しました。

さらに核実験とICBM=大陸間弾道ミサイルの発射の再開や対話の中断に言及して、体制の保証や制裁解除などの要求を受け入れるよう強く求めました。

一方のアメリカは国務省の報道官の声明を発表し、「創造的なアイデアを持ち込んだ」として、非核化の具体的な措置を求める一方、その進め方や見返りについて新たな提案を示したことを示唆しました。

しかし、北朝鮮側の強硬な姿勢を前に、今回の協議では思ったような歩み寄りを引き出せなかったとみられます。

アメリカは仲介役のスウェーデン政府の申し出を受けて、2週間後の再協議を目指す意向を示しましたが、北朝鮮側は協議を継続するかどうかはアメリカ次第だとしていて、今回の結果を受けたトランプ大統領の出方が今後の行方を左右しそうです。


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