(VOVWORLD) - この数日、国内外に住むベトナム人は旧暦3月10日のベトナム建国の祖フン王の命日を記念し、様々な活動を活発に行っています。
10日、ロシア在留ベトナム人はモスクワとサンクトペテルブルクで、その記念式典を盛大に行いました。
席上、ロシア在留ベトナム人協会のグエン・クオク・フン副会長は、「これはロシア在留ベトナム人が交流し、母国に心を向けるチャンスになる」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「祖国から遠いところに住む私たちは、フン王の命日を記念することは意義深いと思います。これを通じて、ベトナム人の良き伝統を発揮し、その美しさを世界の人々に紹介することができます。」
一方、同日、ベルリンで、ドイツ在留ベトナム人協会の主催により、フン王の命日を記念する式典が開催され、ドイツ在留ベトナム人や、ドイツ人、外国人多数が参列しました。席上、ドイツ在留ベトナム人協会の代表は、「この式典はドイツ在留ベトナム人共同体を含めベトナム国民全体の団結精神を示すものである」と強調しました。
タイでも、建国の祖の命日を記念する活動が活発に行われています。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、その規模が縮小されましたが、タイ在留ベトナム人全員の関心を集めています。タイ在留ベトナム人協会の代表によりますと、これらの活動は若い世代が母国の伝統文化を維持することにも役立つとしています。