最後のこうのとり21日打上げへ

(VOVWORLD) -国際宇宙ステーションに物資を運ぶ日本の無人宇宙輸送船「こうのとり」の打ち上げは、21日午前2時31分、南種子町の種子島宇宙センターで行われる予定で、「こうのとり」の運用は今回の9号機で最後となります。
「こうのとり」9号機は全長10メートル、直径4.4メートルで、宇宙飛行士のための生活物資や宇宙ステーションの照明などに電気を供給するバッテリーなどおよそ6.2トン分を搭載しています。

三菱重工業とJAXA=宇宙航空研究開発機構は、19日、南種子町の種子島宇宙センターからインターネットを通じて会見し、21日の打ち上げを午前2時31分に実施すると発表しました。

「こうのとり」の打ち上げは11年前の2009年から始まり、いずれもH2Bロケットに搭載し打ち上げられてきましたが、今回の9号機で運用を終了し、その後は、後継機「HTVーX」が2021年度に新型ロケット「H3」で打ち上げられる計画です。

今のところ天候に問題はなく、ロケットは20日午前10時半ごろに発射場に移される予定です。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、三菱重工業とJAXAは今回の打ち上げに伴って島内で作業にあたる人員を2割ほど減らしたほか、現地での見学の自粛を呼びかけています。

三菱重工業の鈴木啓司チーム長は、「一つ一つの作業を確実に進めて打ち上げを成功させ、有終の美を飾りたい」と話していました。

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